【2021年8月3日更新】後日談の記事はこちらから! [sitecard subtitle=関連記事 url=https://shinpen.jp/?p=1924] ながさきログら[…]
以前投稿した、大学生用Zoomアカウントで40分の時間制限を解除する方法の後日談となる記事です。
最近では当たり前になりつつある「Zoomを用いてのオンライン会議」ができなくなる可能性があるため、最新情報を発信していこうと思います。
40分制限が再び戻ってくる?「現状の大学用Zoomアカウントの位置付け」
2021年7月31日。ファイナル・ジャッジメント・デイを迎えました。
今や大学生の中で使わない日の方が少ない、若者に支持されているZoom。これまではコロナ影響の特別措置として、大学生をはじめとする教育機関の関係者はZoomの40分の時間制限が解除され、無制限でZoomが利用できていました。しかし、公式ホームページによると、8月からZoomの40分制限が再びかけられるとのこと。これが本当であれば、相当数の大学生が路頭に迷いそうです。
かくいう僕も有料アカウントを持っておらず、40分の制限解除期限である7月31日をドキドキしながら待っていました。
そして本日8月4日。40分制限が再びかけられたのか検証してみることにします。
まず、大学のZoomアカウントでログインすると、いつも表示されていた上のような画像が見当たりません。
これまではこの画像が表示されることで安心して利用していましたが、これは雲行きが怪しいです。
とりあえず、Zoomを起動してみることにしました。一般的に無料版のZoomは3人以上になると40分の時間制限がかかります。そこで、40分間Zoom繋げたまま様子を見ることで、40分後にZoomが強制終了となるのか試してみました。
普通ならば、仲良い友達に事情を話してZoomに参加してもらい、近況報告を始め雑談をする時間として有効活用するはずですが、悲しいかな僕にはそんな友人が遠い存在です。どうやって3つ以上のアカウントでログインしているのかというと、友達が少ないパソコン・メガネ・インキャの僕はパソコン2台とiPadで同時に接続することで条件をクリアするという離れ技を披露し、暗い画面に向かって薄ら笑いを浮かべる40分を過ごしました。嗚呼、友達欲しい。
実際はそんな40分に耐えられるはずもなく、コンビニにお菓子を買いに行くなどで精神崩壊を防いでいましたが、帰宅すると40分以上時間が経っていました。
あれ、40分経ったけど強制終了してないぞ・・・?
なんということでしょう。記事公開日現在、大学生用のZoomアカウントは時間制限がありませんでした!
なぜ時間制限がかけられていない?勝手に考察してみた
日本語版のZoomでは先月末までと記載されていますが、英語版では今年末まで制限解除を延長すると書かれてありました。Zoomは海外の会社でありますので、当然日本語版よりも英語版のホームページ作成が優先されます。もしかすると英語版が新しく正しい情報で、日本語版はこれから更新されて年末まで時間無制限で利用できる可能性があります。

Zoomはボランティアをする会社ではなく、会社の存在意義である「利益を追求すること」を目指さなければなりません。そのような視点で見た時に、なぜ大学生をはじめとする教育機関は時間制限が解除されて無料で利用できるのか。これは、あえて無料で利用できるようにすることで「Zoomなら使える」という若い人を増やし、社会人になっても顧客になってもらう狙いがあるかもしれません。
他にも、コロナ禍で学生たちの学習環境がどのように変化したのかという「データ」が大きな価値を持っているからという予想もできます。学生の学習時間やどんなデバイスで学習しているかというデータは、これからのIT分野の成長に大きく影響すると考えられます。これまでに1年以上、確実にデータを蓄積しているZoomは「もうこれ以上のデータは必要ない」と判断することで無料期間が終了する可能性があります。
最近思うこと:40分でいいんじゃない?
時間無制限の恩恵を受けている一方で逆の視点でみると「いつまでも続く」ということ。
いわゆる「オンライン疲れ」は見えないところで蓄積されていると感じます。それならば、無料アカウントのままZoomを開始して強制終了と同時に1回休憩を入れるという方法でも良いのではないか?と最近は思いはじめています。40分しかない以上、普段よりも集中力が発揮され、いいプレッシャーになると思います。
40分のZoomは同じIDとパスワードで何度でも参加できますので、リアルとオンラインのバランスを取ることが大切です。
おわりに
結局のところ、大学生のZoomアカウントが40分の時間制限はどうなったのかというと「現在は時間無制限で使える今後いつ40分制限になるかわからない」という曖昧な答えになりました。
本来ならば断言できる情報を提供することがメディアの果たすべき責任と思いますが、僕もできるだけこの分野にはアンテナを張るようにして、最新情報が入り次第お伝えしていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。