【黒歴史暴露】乗せてくれたのはパトカー。大失敗したヒッチハイク経験談2つ

 

これまで縁がなかった人と会える、強制面会イベントである「ヒッチハイク」

人との新しい繋がりを求める人や、目的地に格安で行きたい人などヒッチハイクをする理由はさまざまだと思いますが、比較的自由な時間が多い大学生ならではの醍醐味でありました。

 

しかし最近は新型コロナウイルス関係でタブーである『不特定・車内=密』がヒッチハイクの特性と重なってしまい、めっきりチャンスが少なくなっています。

そんな時期だからこそ、僕が過去に大失敗したヒッチハイク体験談をお届けます。

 

ヒッチハイカー諸君、くれぐれも真似しちゃダメだぞ☆

 

 


【体験談1】まさかの逆走?旅に出たはずがスタート地点に戻ってきた話

 

 

目的地なくヒッチハイクがしたいと思う時がありました。全ての出来事を偶然に賭けて、新鮮な気持ちを味わいたかったからです。目的も明確でないままヒッチハイクを開始すると、すぐにトラックのおっちゃんが乗せてくれました。

他愛もない話を繰り広げること3時間。関門海峡を超えたあたりから急に腹痛がひどくなり、おっちゃんにオロオロ泣きついていました。そんな最中に現れるオアシス、もといコンビニエンスストアを反対車線側に見つけ、すぐに降ろしてもらいました。

 

幸い、僕のケツ筋が耐えてくれたおかげでバイオテロにならずに済みましたが、コンビニ前の田舎道でヒッチハイクを再開するもなかなか縁に巡り会えない。仕方なく段ボールに「山口大好きなので乗せてください」と書いてアピールしたらすぐに止まってくれた“山口さんの車”に乗せてもらいました。

 

飛んでいく矢はたまに予想もしないところに刺さるもの。どんどん遠くへ行けると思ってワクワクしていたところですが、なんかデジャブ(既視感)を感じはじめました。

なんか海に近づいてる?しかも大きな橋?「ようこそ九州へ」?あれ、あれれ・・・

 

さっき通ったような気がする関門海峡

 

はい。当時は全く気が付かなかったのですが、反対車線のコンビニに渡ってそのまま反対方面でヒッチハイクを再開してしまい「これまでに来た道を逆走する」という前代未聞の事態が起きてしまいました。

 

どうやらケツ筋に力を入れすぎて“脳筋化”してしまったようです。

 

運転手の山口さんに正直に経緯を説明すると爆笑され、なぜか長崎の自宅まで送ってもらえることになりました(山口さん福岡に用事あるって言ってたのに…)。

 

早朝に出発したのにも関わらず、気がつけば夕方。目的を見つけずに旅に出たはずが長崎の自宅にトボトボ帰ってきました。

今日やったことと言えば、下関市のとあるコンビニにブツを置いてきただけ。

 

夜は枕を濡らし、苦い思い出となりました。

 

 

 


【体験談2】コスプレしてヒッチハイク。気持ち悪がられてパトカーに連行された話

 

右側の白い服着た子がキュアホワイト。
参考:https://prcm.jp/pic/original-image/id/cfPCbN8?keyword=キュアホワイト&page=1

 

母校の先生が、体育祭でネタ枠としてふたりはプリキュア!に登場するキャラクター「キュアホワイト」のコスプレをしていました。

 

とても憧れました。

 

だから僕もやってみたかったんです。

 

だからヒッチハイクでやってみました。

 

 

ごめんなさい、当時の写真を出そうとしましたが、なんか人間として大切な何かを失う瞬間が見えたような気がしたのでNo imageにさせてください。

 

当然のことですが、青年がコスプレして一生懸命にヒッチハイクをしていると失笑されます。

 

 

冷ややかな視線を浴びつつも、キュアホワイトを乗せてくれる変態いないかなと期待していましたが、やってきたのはなんとパトカー

 

聞けば、コスプレした変態が道路に居座っていて気持ちが悪い110番通報があったそうです。そのまま警察署に連行されましたが、それまでの経緯を話すと警察も若干引きながらも笑顔で対応してくれ、すぐに釈放してくれました。

 

この時に、以下の名言を自分の中で常に意識することを誓いました。

 

奇行に走ること事態は悪ではないが、人に不快感を与えない程度までにしておく。

 

そうして、僕のコスプレヒッチハイクの旅は警察署に連行されて幕を閉じました。

 

 

 


おわりに

 

 

些細なきっかけからとんでもない出来事まで発展したヒッチハイク。それでも、普通にヒッチハイクをしているとこれまでに出会うはずのなかった人たちに出会えてとても楽しい経験ができています。

 

コロナの脅威も無くなって、自然にヒッチハイクができる世の中が戻ってくることを願っています。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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