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志の高い長崎の若者に贈る『長崎伝習所 若者チャレンジ塾補助金』

この記事にはアップデート版があります。以下の記事をご覧ください。

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「長崎伝習所」を知っていますか?

長崎市が実践している取り組みで、昭和61年から現在に至るまで、30年以上継続されている事業です。

 

そんな長崎伝習所が、長崎をフィールドに活動してみたい若者を応援する新企画をスタートしました。事業の募集要項をみると、たくさんの若者にぜひ活用してもらいたいと思いましたので、よりたくさんの人、特に長崎の大学生に知ってもらいたいため、この記事で紹介していきます。

 

長崎で地域活性化やまちづくり活動してみたいものの、活動資金がない。そんな方にぴったりな事業なので、ぜひチェックしてみてください。

 

 


長崎伝習所とは?

 

写真引用:長崎伝習所(http://www.city.nagasaki.lg.jp/denshusho/shokai_f.html

 

本題に入る前に、長崎伝習所について紹介します。

以下の文章は、長崎伝習所のホームページから引用したものです。

 


「長崎伝習所」は、昭和 61 年度に人材ネットワークづくりと、地域の活性化を目的に設立しました。当初は、「ハイテク塾・長崎伝習所」の名称で、海洋開発、都市デザイン、バイオテクノロジーなどの塾を設け、異業種交流が目的でした。
しかし、昭和 62 年度には、「国際交流」、「食文化」、「女性の視点での地域の再発見」などを テーマとする塾が設立され、しだいに長崎の再生を模索する幅広い活動の場となってきました。
(中略)
「長崎伝習所」は、市民と行政が協働し、長崎を創造・発展させる人材の育成 と政策を生み出す場として再整備され現在に至っています。平成12 年度からは、従来の市民提案型の塾に、行政提案型の塾を加え、市民と行政の協働による魅力的なまちづくり事業を展開することを目的として、活動しています。引用:長崎伝習所の紹介  http://www.city.nagasaki.lg.jp/denshusho/shokai_f.html

 

ちなみに、幕末の時代に勝海舟が学んで日本海軍の礎を築いたのは「長崎“海軍”伝習所」です。

 

 


若者チャレンジ塾補助金とは

 

 

若者チャレンジ塾補助金とは、「若者の柔軟で斬新なアイデアによる地域の活性化や魅力的なまちづくりに寄与する特定のテーマを定め、若者が新たに調査・研究・実践活動を行う事業」 です。

 

最終的には、若い人に活動期間が1年間のより大きな「長崎伝習所塾事業」にも関わって欲しいという想いも含まれています。若者の長崎伝習所(市民活動)への参画を促すとともに、まちづくりの担い手を育成するために作られたそうです。

 

 


対象者や補助金額・実施期間は?詳しい話はコチラから。

 

対象事業

若者の柔軟なアイデアによる地域活性化やまちづくりに寄与する活動

 

補助金額

1団体あたり5万円が上限です。その他様々な条件がありますので、必ず実施要項を読んでください。

 

補助率

10/10です。補助率について詳しくは以下を参考にしてください。

会計ソフトは弥生株式会社

補助金・助成金に関する用語についてご説明いたします。…

 

対象者

若者(15 歳~29 歳)を中心として構成された、次の条件を満たす方が対象です。

・若者3名以上で構成する団体であること
・団体の構成員の過半数が若者であること
・代表者は 20 歳以上~29 歳以下であること
・助成後も、活動を継続する予定であること
・構成員は市内在住・在勤・在学のいずれかであること
・原則、当該補助金の他の申込団体と構成員が重複していないこと

 

募集締め切り

令和3年12月17日17:00まで

 

事業期間

補助金交付決定日から令和 4 年 2 月 28 日まで、令和3年度中の事業が対象です。

 

 

また、申請後に補助金交付にあたって書類審査があります。2週間程度で合否の結果が発表されます。

 

募集は事業期間内に随時行われており、採択となった場合速やかに交付決定を行います。

なお、交付決定前の支出については、補助金の対象となりません。また、今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況により、事業内容等の変更をお願いする場合があります。

 

 


この事業を大学生に勧める理由2つ

 

 

今回ご紹介している「若者チャレンジ塾補助金」を僕が大学生にオススメする理由は2つあります。

 

1. 本格的な「事業」が経験できること

社会では無数のプロジェクトが動いていますが、大学生のうちに「事業」に関われることは多くありません。しかし「若者チャレンジ塾補助金」を申請し、実際に市役所と契約して、活動報告書を提出するまでの一連の経験ができることは非常に貴重です。

また、最大5万円まで申請できますが、自分の判断で5万円を自由に使っていいわけではありません。市役所の公費を使って事業を行うことに対する制約や、補助金の基礎知識を学びながら事業が実施できることは将来に大きなプラスになります。

 

 

2. 実施期間が短いから、大学生活と相性が良い

一般的に補助金や助成金は、1年間の活動が対象の場合がほとんどです。実際にこれまで長崎伝習所で展開されていた「塾事業」は1年間の活動で実施されます。しかしこれでは、4年間しかない大学生活を送る大学生にとってはミスマッチとなります。

例えば、大学2年生の終わり頃に1年間の事業を志し、3年生で企画書を作成して実際に採択されたとしても、実際に活動するのは4年生の1年間になります。しかし4年生では卒業論文や就職活動に追われていて、実際は事業どころではないはずです。

一方で今回の「若者チャレンジ塾補助金」は先述の通り、今年度末までの事業を対象としており、すぐに企画を考えて補助金申請ができます。そしてすぐに担当の職員が審査して合否がわかり、合格の場合はスムーズに補助金がもらえます。これほどスピーディーに補助金がいただける仕組みは他ではなく、その短期間で実施できることが「若者チャレンジ塾補助金」の強みであると感じています。

 

思い立ったら吉日!これが実践できる企画になりますので、大学生と相性バッチリなのです。

 

 


申請書はどこにある?どうやって申し込んだら良い?

 

申請書類一式は、以下URLの「長崎伝習所ホームページ」からダウンロードできます。

申請書にはそれぞれ記入例もありますので、参考にすると良いかもしれません。

 

 

記入後は、長崎伝習所の事務局に電話で連絡して日程を合わせ、長崎伝習所の担当職員さんと面談を行います。

申請書の書き方もアドバイスしてくれると思いますので、担当職員のチェック後に審査に入ります。

 

 

 


終わりに

 

以前から、長崎伝習所の担当の職員さんから「長崎伝習所をもっと若者に関心を持ってもらいたい」と聞いていました。

しかし先述の通り、1年間という期間は若者、特に大学生にとっては長期間です。そこから長崎市はどのようにして若者を長崎伝習所に関わってもらうかについて検討と準備を重ねた結果、今回の事業が実現できたのだと思います。

 

 

長崎市から若者へ渡されたバトンを、皆さんで受け取ってみませんか?

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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