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佐世保の魅力が詰まった冊子「佐世保時間 2021年版」が発行されました。

 

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先日、長崎市が発行している「yoriyori」を紹介しましたが、その記事を見た「ながさきログ」の読者さんから情報提供いただきました。

 

佐世保市在住の読者さんいわく、佐世保市にも「yoriyori」のようなものがあるとのこと。

 

早速いただいた情報を探しに出かけたところ、佐世保市にyoriyori並み、もしくはそれ以上の面白い冊子を作成されていましたのでご紹介します!!

 

 


その名も「佐世保時間」

 

 

佐世保暮らしの魅力を発信する冊子「佐世保時間」は、佐世保市移住PR冊子として佐世保市が発行しており、移住促進と若者定着化を目的にしています。

 

冊子名の「佐世保時間」。博多時間や薩摩時間など「〇〇(地方名)+時間」という表現は地域ごとにありますが、佐世保独自の時間の流れをイメージして作ったのでしょうか。

いずれにせよ「地域に入って溶け込む」というニュアンスは含んでいそうです。

博多時間:博多の会合などで年長者や上司は開始時間を少し遅れて参加すること。
薩摩時間:プライベートな飲み会を開く場合、大まかな時間を決めて、各自都合の良い時間に集まってくるもの。

 

「佐世保時間」を調査していて驚いたことは、2016から毎年冊子を発行していたこと。昨年から始まった「yoriyori」よりもはるかに深い歴史があったとは。これまで知らなかった自分が恥ずかしいです・・・。

 

冊子はA4サイズで、佐世保市の各地域センターや佐世保市役所で配布しています。

冊子の構成は移住者のインタビューや食文化、今年3月に新たに誕生した九十九島観光公園の紹介、昭和レトロ感が味わえる佐世保の路地裏の魅力など、24ページ全てに興味を惹きつける冊子でした。

冊子全体に若者に受け入れやすいデザインを取り入れていて、パンフレットやチラシのかっこいいデザインをしてみたい方は良い参考例になると思います。

 

冊子は紙媒体のほか、佐世保市のホームページでダウンロードできます。以下URLからぜひご覧ください!

 

 

 


「佐世保時間」の特設ホームページもコンテンツ満載!

 

 

 

「佐世保時間」の特設ページでは、冊子内で紹介しているsaseboの人や移住者さんとつながる動画が公開されていました。佐世保の魅力を冊子と映像で伝える取り組みは移住を考えているターゲットに伝わりやすくてとても良いと思います!

また、特設ホームページには冊子に掲載した施設や店舗、過去に発行された「佐世保時間」も掲載されていました。以下URLもしくは上のホームページの画像からアクセスできますので、ぜひ特設ホームページもご覧ください!

 

 


終わりに

 

「佐世保時間」は、オリジナルの佐世保の魅力を、若者に受け入れやすいデザイン・ほどよいボリューム量・映像を含めた多様なコンテンツ作成の3拍子で発信することで移住者を呼び込んでいます。企画の筋が真っ直ぐで応援したくなる企画でした。

特に長崎県は二大都市の長崎と佐世保がお互いに切磋琢磨できる環境が整っていますので、長崎のディープな魅力の発信を楽しみにしています。

 

そして奇しくも、2021年版の冊子は10月1日から公開されていました。ベストなタイミングで「佐世保時間」が紹介できてよかったと同時に、佐世保市の魅力発信コンテンツは、今後も目が離せません!

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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