空き店舗の有効活用。思案橋のコワーキングスペース「ダイアゴナル ラン ナガサキ」潜入レポ

 

 

世はコワーキングスペース戦国時代!

 

日本最西端の長崎でも、たくさんのコワーキングスペースが開設されています。そんな中でも立地・環境に恵まれたユニークなコワーキングスペースの情報をゲットしましたので、早速潜入してみました。

 



 


思案橋のコワーキングスペース、その名は…?

 

素材提供:DIAGONAL RUN NAGASAKI

今回お邪魔したコワーキングスペースは、DIAGONAL RUN NAGASAKI(ダイアゴナル ラン ナガサキ)

 

思案橋の目の前にあり、2022年1月17日にオープンしたばかりのコワーキングスペースです。

 

ダイアゴナルラン長崎|長崎・思案橋のコワーキングスペース|DIAGONAL RUN NAGASAKI

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ダイアゴナル ラン ナガサキの面白いところは、空き店舗を再活用していること。

 

長崎の銀行である十八銀行と親和銀行が合併して誕生した十八親和銀行は、2つの銀行を合わせて180を超える店舗を保有していましたが、街中では特に2つの銀行が近くにあることが多く、かなりの店舗が統合されました。

 

その中で使われなくなった旧十八銀行思案橋支店をリフォームして開設されたコワーキングスペースがダイアゴナル ラン ナガサキです。

 

 

ダイアゴナル ランの由来は、サッカー用語のダイアゴナル・ランから来ています。

 

サッカーの世界ではいかにディフェンス(守る人)の背後でボールを受け取るかということが大切であり、ディフェンスの裏を走り抜けていくという意味があり長崎で全国を結ぶことで、新しい価値を創造できる拠点になり、地域経済の活性化を目指す方々に最適な活動拠点となって欲しいというコンセプトで運営されています。

 

なお、ダイアゴナルランは長崎の他にも東京と福岡で運営されており、後述するダイアゴナル ラン ナガサキの月額会員になれば、全拠点と連携施設が無料で使用できるそうです。

 

ダイアゴナルラン|東京・福岡・長崎と日本各地を結ぶコワーキングスペース・シェアオフィス|DIAGONAL RUN

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それでは早速、ダイアゴナル ラン ナガサキの魅力をご紹介いたします!

 

 


まずは基礎情報から!

 

アクセス

 

ダイアゴナル ラン ナガサキは、路面電車の思案橋電停から徒歩1分、いや、1分もかからず横断歩道を渡ってすぐに見えてきます。

 

素材提供:DIAGONAL RUN NAGASAKI

 

 


利用料金・時間・オプション

素材提供:DIAGONAL RUN NAGASAKI

利用料金は上記の表のとおりです。初めて使う方はドロップイン(一時利用)のプランになり、2時間までならば550円/時間、3時間以上の場合は終日利用できる1650円のプランがおすすめです。

 

 



 


フロアマップ・フロア紹

素材提供:DIAGONAL RUN NAGASAKI

マップ上は利用方法ごとに座る位置が決まっているようですが、現在では特に席を指定されることなく、いくつかある種類の席を自由に使うことができました。

 

出入り口のそばにスタッフさんがいるため、何か困ったことがあればいつでも丁寧に対応してくれます。

スタッフさんのお話を聞いてみると、スタッフの皆さんがそれぞれ独自でユニークな活動をされていますので、余裕があればスタッフさんに声をかけてみると面白い話が聞けるかもしれません。

 

スペースの奥には6人ほどで利用できる会議室とスモールオフィスがあります。

会議室は月額会員ならば10時間まで利用できるとのこと。ただしドロップインでは会議室を利用できなかったり、月額会員が10時間会議室を使うと追加料金がかかるそうなので注意が必要です。

 


その他利用者サービス

スペースの全ての利用者が自由に使うことができるサービスをご紹介します。

まずはドリンクコーナー。利用者は自由に使うことができます。

メニューはミネラルウォーター・コーヒー(エスプレッソも選択可能)・お茶と期間限定フレーバーもありそうです。シュガーやミルクなども揃っており、十分満足できるサービスでした。

 

さらに、スペース内には冷蔵庫・電子レンジ・給油ポット・流し台・ゴミ箱まで完備されており、飲食も自由にして良いとのことです。今後はスペース内でお酒を飲むイベントもできたらいいな、スタッフさんもおっしゃっていました。

 

プリンターは現在準備中。コンビニのように、プリント料金を入れて利用できるようにする予定とのこと。

 



 


実際に潜入してみた。

ダイアゴナル ラン ナガサキの機能をご紹介したところで、いよいよ潜入作戦に移ります。

ダイアゴナル ラン ナガサキの入り口です。スペース全体がガラス張りで、外から見ても、スペースの混み具合が一覧できます。

 

入り口にはエントランス 兼 スタッフさんの作業席があり、スタッフさんがいつもあたたかく迎えてくれます。

 

コワーキングスペース内は、グレーを基調としたユーザーに優しい設計。落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

 

そして個人的にありがたいことが、スペース内に2つある21世紀型電話ボックス、もとい防音室が用意されていること。

オンライン会議が当たり前の働き方になった最近では、コワーキングスペースでは話しにくいことや重要事項の打ち合わせをする際に重宝します。

 

シンプルなデスクからソファタイプの席まであり、使えば使うほど愛着が増していくコワーキングスペースになっていくなと直感しました。

 

ちなみに、僕が気に入ったのはこの席。席というより、立ち作業ができるスタンディングデスクです。僕の身長にちょうど合っていて、集中して作業ができました。立ち作業により、ずっと座るよりも血行の流れが良くなったりしそうでとても気に入っています。

 

実際に使っている様子。本当に集中して作業できました。

 



 


おわりに

 

今回ご紹介したダイアゴナル ラン ナガサキは、オープンしてまだ1ヶ月程度の出来立てホヤホヤなコワーキングスペースです。

記事公開現在は長崎県内に「まん延防止等重点措置」が適用されている背景もあって利用者はまだ多いとは言えませんが、今後は利用者同士でコミュニケーションを取ることができる環境構築やイベントが開催されることになると思います。

 

そして何と言っても空き店舗を活用した立地環境の良さがダイアゴナル ラン ナガサキの強みだと思いました。

ダイアゴナル ラン ナガサキで仕事を終えて、思案橋でちょっとお酒を一杯…という流れが自然に生まれそうで、早く飲食店が通常営業されることを心待ちにしています。

 

これから益々注目が集まっていくダイアゴナル ラン ナガサキに、皆さんぜひ、足を運んでみてください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

ダイアゴナルラン長崎|長崎・思案橋のコワーキングスペース|DIAGONAL RUN NAGASAKI

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