WWF、日本企業向けのサーキュラーエコノミー戦略ガイドを発表

 

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WWF、企業向けのサーキュラーエコノミー戦略ガイド日本語版を発表(IDEAS FOR GOOD・2025年11月19日)

このガイドは、WWFドイツと国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ドイツが作成したオリジナルをもとに、日本企業向けの事例や日本の法制度を盛り込んだ実践的な内容になっています。

全108ページ構成で、企業が “段階的に” サーキュラーエコノミー(循環型経済) を戦略として取り入れ、実行に結びつけるための枠組みが提示されており、現状分析、戦略整合性の確保、実行と定着の3ステップで解説されています。

また、具体例として架空の電機メーカーを使ったケーススタディが含まれているほか、日本企業(セイコーエプソン、リコー、大和ハウス、LIXIL、TOPPANなど)の取り組みもコラム形式で紹介されています。  最後には、ドイツ・欧州・日本におけるサーキュラーエコノミー関連法や支援プログラムも一覧化されており、企業が自社の循環性をより具体的に設計・実践できるようになっています。

WWFジャパンの三沢行弘氏はこのガイドについて、「環境・社会・経済への影響(インパクト)を重視しながら戦略を立てたい企業にとって非常に実用的な指針になる」と評価しており、今後の社会に大きな影響を与えると考えられます。

 

IDEAS FOR GOOD

WWFが『サーキュラーエコノミー戦略ガイド』日本語版を発行。企業が環境、社会、経済へのインパクトを重視した戦略を段階的に…

 


 

サーキュラーエコノミー戦略ガイドのPDFデータはこちらから
https://www.wwf.or.jp/activities/data/20251023ocean01.pdf