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スマホとAIでごみの分別区分を判定、福岡市がプラ分別収集に先立ち実証実験(新・公民連携最前線・2025年11月19日)
福岡市では、スマートフォンを使ってごみの分別区分を簡単に判定できる「AI分別サービス」の実証実験を行っています。このサービスは、2027年2月に始まるプラスチック分別収集に先立ち、2025年10月25日から2026年2月28日まで実施されます。
利用者は、スマートフォンの「LINE」アプリで分別したい物を撮影するか、名称を入力すると、生成AIがプラスチックとして分別できるかを判定してくれます。判定結果については、「役に立ったか」「役に立たなかったか」を評価できます。
これまでは、福岡市LINE公式アカウントの「ごみキーワード検索」で、登録された名称と完全一致するごみのみ自動返信していましたが、今回の実証実験では生成AIを活用し、より多くの品目に対応できるようになりました。さらに、2025年11月と2026年2月には、東区香陵地区や南区弥永西地区などでプラスチック分別収集のプレ実施も行われます。
福岡市では、現在燃えるごみとして焼却しているプラスチックを分別しリサイクルすることで、焼却時に比べて約5割のCO2削減が期待されます。これは、福岡ドーム約820個分の森林が吸収するCO2量に相当すると言われています。
福岡市は、スマートフォンでごみの分別区分を簡単に判定できる「AI分別サービス」の実証実験を実施中だ。同市がプラスチック分…