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「星と泊まれる天文台」星降る村の挑戦 福岡・星野村、暗い夜空守る「保護区」認定(西日本新聞・2025年5月26日)
福岡県八女市星野村では、美しい星空を活かした村おこしを進めており、その中心となるのが「星の文化館」です。この施設には九州最大級の天体望遠鏡やプラネタリウム、宿泊施設が併設されており、星空を楽しみながら泊まることができます。また、「星のソムリエ講座」を通じて星空案内人の育成にも取り組み、小中学生への宇宙教育も積極的に行っています。
文化館は1991年に旧星野村が観光振興の一環として開設し、現在は市が所有し、一般財団法人「星のふるさと」が運営しています。施設内では、宇宙に関する展示やグッズの販売も行われ、年間約3万人の来館者を迎えています。
さらに、星野村は「星空保護区」の国際認定を目指し、光害を防ぐ照明への交換や啓発活動などに取り組み始めました。申請には時間がかかる見込みですが、市は今年度予算に170万円を計上し、認定に向けた準備を本格化させています。
地域の人々とともに、星空を守り未来へつなぐ取り組みが続いています。
西日本新聞me
美しい星空を“売り”に村おこしを進める福岡県八女市星野村。一角にある「星の文化館」は九州最大級の天体望遠鏡やプラネタリウ…