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廃校小学校を再生した岐阜県初のウイスキー蒸留所「飛騨高山蒸溜所」。想いを継ぎ、新たな地域の宝に(LIFULL HOME’S PRESS・2025年5月28日)
岐阜県高山市の旧高根小学校は、2007年の閉校後も地域住民によって丁寧に維持されてきました。2023年5月、この校舎が岐阜県初のウイスキー蒸留所「飛騨高山蒸溜所」として再生されました。
このプロジェクトを手がけたのは、飛騨高山の老舗酒蔵「舩坂酒造店」です。代表の有巣弘城さんは、富山県の三郎丸蒸留所を訪れた際にウイスキーの魅力に感銘を受け、地域の資源を活かしたウイスキー造りを決意しました。
旧高根小学校は、豊富な水源と静かな環境を備え、ウイスキー製造に適した立地でした。また、地域住民の思い出が詰まった場所でもあり、その歴史を尊重する形でリノベーションが行われました。校舎の雰囲気をできるだけ残しつつ、体育館には蒸留設備を設置し、校舎内でウイスキーの貯蔵管理が行われています。
この取り組みは、クラウドファンディングを通じて約930人から3,760万円の支援を受け、地域内外からの共感を集めました。将来的には、オール岐阜県産のジャパニーズウイスキーの製造を目指し、地域の誇りとなる蒸留所を目指しています。
このプロジェクトは、地域資源の再活用と文化の継承を融合させた、新たな地域創生のモデルケースとなっています。
住まいの本当と今を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】
岐阜県高山市の旧高根小学校が、岐阜県初のウイスキー蒸留所「飛騨高山蒸溜所」として新たな命を吹き込まれた。プロジェクトの中…