役割を果たしながら150%の力を目指す、自律型の組織運営の方法とは?@大阪府寝屋川市

 

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退職者続出の“ゴミ屋”が、選ばれる会社に。地方企業が挑んだ自律的カルチャー改革(MASHING UP・2025年6月6日)

創業以来、一般廃棄物を扱う「寝屋川興業」と、廃棄物収集運搬業の「エンタープライズ山要」は、変革の難しい業種でありながら、組織カルチャー改革に成功し、リクルート主催の「第11回 GOOD ACTION AWARD」で最優秀賞を受賞しました。山口玉緒代表取締役と妹の奈緒さんは、離職率の高さやモチベーション低下といった課題に向き合い、2016年から改革を進めてきました。

最初に取り組んだのは、企業理念と行動指針の言語化です。「笑顔を提供する企業」という理念と、「プライベートの充実」「自分の頭で考える」など5つの行動指針を明文化し、社内の方向性を明確にしました。

次に、社員全員が1つのタスクを担う「1人1タスク」のチーム制を導入し、自発性と社会貢献意識を育みました。たとえば、子どもの絵をラッピングしたゴミ収集車の運行やYouTubeでの業務紹介など、地域との関わりも深まりました。

評価制度も「360度評価」に刷新し、上司・同僚・部下からの匿名フィードバックを取り入れ、公平性と透明性を高めました。評価はボーナスにも反映され、職場には応援の声が増えるなど、ポジティブな循環が生まれています。

さらに、お客さま対応の質も向上し、従業員が自発的に他社を紹介するなど、信頼関係の構築にもつながっています。SNSやYouTubeでは、等身大の企業の姿を発信し、企業イメージも向上しています。

山口代表は会社を「船」に例え、すべてのメンバーが役割を果たしながら150%の力を目指す、自律型の組織を志しています。かつてゴミ屋と揶揄された企業は今、地域に愛され、ファンすら生まれる存在へと変化しました。これは、地方企業における組織改革の好例といえるでしょう。

 

Business Insider Japan

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株式会社寝屋川興業・株式会社エンタープライズ山要

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