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捨てられる柿が糖度40度の逸品に 奈良の農家が挑むドライフルーツ(毎日新聞・2025年6月7日)
奈良県五條市の宮田大輔さんは、規格外の果物を無駄にせずおいしく食べてもらいたいとの思いから、「M.F.Lab.(宮田フルーツラボ)」を設立し、ドライフルーツの製造・販売を始めました。現在は自宅で製造していますが、7月1日には大和高田市に新たな生産拠点を稼働させる予定です。
宮田さんは実家の「宮田農園」で柿作りを行う父のもとに戻り、昨年から農作業を手伝う中で、見た目が悪いために出荷できない柿の存在にショックを受けました。そこで、家庭用の機械で趣味として行っていたドライフルーツ作りの経験を活かし、規格外の柿を有効活用することを決意しました。
業務用乾燥機を導入し、糖度16度以上の柿のみを使用して無加糖で生産。黒い部分などを取り除き、24~48時間乾燥させることで、糖度40度以上のドライフルーツが完成します。現在は1人で生産していますが、今後は生産拠点の移転に伴い、雇用の拡大や障害者雇用の場としての活用も考えています。
ドライフルーツは柿(50g)、梨(35g)、キウイ(28g)、イチゴ(10g)を各880円で販売しており、現在は通信販売のみで取り扱っています。商品は一時欠品中ですが、近日中に再販売を予定しています。
毎日新聞
規格外の果物を無駄にせず、おいしく食べてもらおうと、奈良県五條市西吉野町百谷の宮田大輔さん(37)が「M.F.Lab.…