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おいしいマイナー魚を“推し活”「瀬戸内さかな」ブランド強化へ 漁獲量減少で行政・漁師・料理人がタッグ【広島発】(テレビ新広島・2024年6月26日)
瀬戸内海で獲れる、いわゆる「マイナー魚」のおいしさを活かし、「瀬戸内さかな」というブランドを強化しようとする動きが広がっています。背景には、漁獲量の減少により漁師の収入が減少し、生活が厳しくなっているという深刻な課題があります。
広島市中心部の地下街で開かれた「瀬戸内さかな」の発表会では、漁師の岡野さんが「瀬戸内の魚はとても美味しいのに、漁獲量が少なく市場に出回らないため、認知度が低い」と現状を訴えました。また、広島県水産課の木村参事は、漁師のこだわりや技術を活かし、瀬戸内の魚全体の価値を高め、持続可能な水産業へとつなげていきたいと語っています。
江田島市の漁師・野村幸太さん(39歳)も、「漁獲量が減っているうえ、魚の価格も安い。漁師の生活が守られないのはおかしい」と強い思いを持っており、「今回のプロジェクトで漁師の未来が変わるかもしれない」と期待を寄せています。
瀬戸内海の魚は、素材として非常に優れているにもかかわらず、あまり知られていない魚が多いという現状があります。そのため、魚の魅力を可視化し、ブランドとして発信することで、漁獲量の少なさを価値で補い、漁師の生活と地域の水産業の持続可能性を支える取り組みに注目が集まっています。
「おいしい魚を捕っているのに生活が苦しいっておかしい」と訴える漁師。漁獲量が年々落ち込み、収入は減る一方だ。広島県は20…
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