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寄付型自販機で子どもの居場所づくりに一役（陸奥新報・2025年6月17日）
青森県藤崎町にある「らーめんのぶ」（店主：長内暢之さん）の敷地内で、「こども未来応援自販機」という寄付型の自動販売機が設置され、稼働を始めました。この自動販売機は、売り上げの一部が子どもの居場所づくりに取り組む団体へ寄付される仕組みとなっており、藤崎町内では初めての設置となります。6月16日にはお披露目式が行われ、関係者が今後の支援の輪の広がりに期待を寄せました。
この自販機は、一般社団法人みらいねっと弘前が行っている事業の一環で、青森ヤクルトとキリンビバレッジ東北支社の協力により設置されました。1本の商品が購入されるごとに10円が寄付される仕組みです。
店主の長内さんは、「設置はお客さまの利便性を考えてのことですが、せっかくなら意味のある自販機を置こうと思いました。社会貢献に協力していただけると嬉しいです」と話しています。また、お披露目に出席した青森ヤクルト弘前営業所の安西豊所長は、「一人でも多くの方に笑顔になってほしいです」と述べました。
みらいねっと弘前の代表理事である鹿内葵さんは、「このような支援は気軽に参加できる形です。この支援の輪が少しずつ広がっていってくれることを願っています」と話しました。なお、この寄付型自販機の設置に協力する事業者も随時募集しています。