SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。
他の情報は こちら から！
東北新幹線で「旅客が乗れない新幹線」2026年3月デビュー！ 「つばさ」から転じた「白い新幹線」の正体とは（TETSUDO.COM・2025年12月9日）
荷物専用新幹線は、JR東日本の列車荷物輸送サービス「はこビュン」のために導入される専用車両です。これは「つばさ」で使われてきたE3系7両編成を改造したもので、客室内の座席をすべて撤去して床をフラットにし、荷物をカゴ台車に載せたまま積み込めるようにしています。最大で約17.4トン、1000箱程度の荷物を搭載できる設計となっています。
また、改造に際して外観デザインも変更され、先頭車には代表的な輸送品を大きく描き、中間車の窓には地域ごとの地産品をあしらっています。荷物の積み下ろしは駅ではなく車両センターで行い、AGV（無人搬送車）を使って自動的に運搬できるようにする予定です。
運行は2026年3月23日以降の平日で、E5系「やまびこ」と連結し、盛岡新幹線車両センターを正午前に出発して、16時頃に東京の車両センターへ到着するダイヤが予定されています。
さらに、JALグループとの連携による「JAL de はこビュン」が2026年1月中旬に開始され、海外都市にもサービスを拡大する予定で、日本郵政との協業も検討されています。