社会実験「ミライバしゅうなん」を商店街で開催、道路空間の有効活用を目指す@山口県周南市

 

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周南・商店街で社会実験「ミライバしゅうなん」 道路空間の有効活用目指す(周南経済新聞・2023年12月4日)

周南市の徳山商店街一番街(銀座2丁目)では、2023年12月2日より、道路空間の有効活用を目的とした社会実験「ミライバしゅうなん やすらぎの広場を使ってみよう!」が開始されました。

この取り組みは、周南市中心市街地活性化推進課が主導し、商店街の通路を「やすらぎの広場」として活用するものです。昨年は市民団体「周南市中心市街地活性化協議会」が、未来ビジョン「ミライバしゅうなん」に基づき、御幸通や一番街の一部に芝生広場を設置する社会実験を行いました。今年はその第2弾として、市が主体となって実施しています。

11月には、市民参加型のワークショップが開催され、一番街の理想の姿について意見交換が行われました。その結果を反映し、イスやテーブルなどのストリートファニチャーや、クリスマスツリーのオーナメントが手作りされ、通路に設置されました。また、周南公立大学の「SDGsアンバサダー」と連携し、ブルーベリーの苗木などの植栽や人工芝を配置し、滞在性の向上を図っています。

12月2日から5日までの期間中、通路にはビデオカメラが設置され、移動動線や滞在場所の把握が行われました。この社会実験は、12月17日までの毎日10時から17時まで実施され、得られたデータや市民の声を基に、今後の街づくりに活かされる予定です。

中心市街地活性化推進課の小濱奈由多さんは、「一番街は再開発エリアと他の商店街をつなぐ重要な役割を担っており、今回の社会実験を通じて、より快適な街づくりについて市民と共に考えていきたい」と述べています。

 

周南経済新聞

道路空間の有効活用を目指す社会実験「ミライバしゅうなん やすらぎの広場を使ってみよう!」が12月2日、徳山商店街一番街(…