高校生の意見を反映したまちづくりのために制作した「まちの通信簿」@鹿児島県さつま町

 

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バスの本数や遊び場は「がんばりましょう」…高校生がさつま町のまちづくりに通信簿、「大変よい」もちゃんとあった(南日本新聞デジタル・2025年6月2日)

鹿児島県さつま町では、まちづくりに高校生の意見を反映させる取り組みとして、薩摩中央高校でワークショップが開催されました。普通科1年生9人が参加し、地域の現状を「まちの通信簿」として評価しました。

さつま町は町制施行20周年を迎え、来年度からの10年間を見据えた「第3次町総合振興計画」を策定中です。その一環として、高校生の視点を取り入れるため、昨年度に一般向けに実施した「さつま未来よほう」という提案型ワークショップを高校でも行うこととなり、総合的な探究の時間を活用して実現しました。

5月27日に実施された初回では、生徒たちが町の課題について学び、2班に分かれて「大変よい」「よい」「がんばりましょう」の3段階で評価を行いました。「大変よい」には豊かな自然や温泉が挙げられましたが、バスの本数の少なさや高校生の遊び場が少ない点については「がんばりましょう」と評価されました。

参加した生徒の一人、坂口優衣さんは「町の将来を考えるよい機会となり、楽しかった」と話していました。ワークショップは今後2回行われる予定で、生徒たちは意見をもとに地域の魅力や課題解決のアイデアをまとめ、町へ提案する予定です。

 

南日本新聞デジタル

「バスの本数-がんばりましょう」。鹿児島県さつま町のまちづくりを考えるワークショップ(WS)が同町虎居の薩摩中央高校であ…