金沢片町まちづくり会議、道路協力団体制度で「犀川リバーカフェ」を開催＠石川県金沢市

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金沢の「金沢片町まちづくり会議」は、道路法改正で創設された「道路協力団体」の全国第一号に指定されました。これは道路上で収益活動を行い、その利益を道路維持管理に充てられる制度です。

この制度を活用し、同会議は2017年4月14日〜16日に「犀川リバーカフェ」を開催しました。場所は犀川大橋の歩道張り出し部分と北詰ポケットパークで、高欄に特注カウンター８台、ポケットパークに飲食ブースを設置しました。昼間は川の景色を楽しみ、夜間は橋のライトアップを眺めながら過ごせる場となっており、立ち飲みスタイルで「ゼロ次会」をコンセプトに提供されました。

イベントは天候にも恵まれ、一定の収益を上げることができました。その一部を4月28日〜5月15日の期間に、橋上のカウンターにプランターを設置して花を植える形で還元しました。

制度の利点として、地方自治体や道路管理機関、警察との協力関係を得られたことが挙げられます。一方で、道路占用許可や占用料、警察協議など、手続きが依然として複雑である点が課題として挙げられています。今後は、占用料の免除・減免や手続きの簡略化など、制度の柔軟な適用に向けた調整が求められると報告されています。