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読書離れ対策。斬新な図書室の取り組みを行う「品川翔英中学校高等学校」@東京都品川区

 

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生徒の「本離れ」を救ったのは”異色の司書”、貸出数を倍増させた図書室の仕掛け(東洋経済education × ICT・2025年6月16日)

スマートフォンやSNSの普及により、子どもの読書離れが進む中、東京都品川区の品川翔英中学校高等学校では、読書に親しむきっかけをつくるため、斬新な図書室の取り組みを行っています。

同校の図書室「INNOMAG(イノマグ)」は、見晴らしの良い7階に設けられ、コワーキングスペースのような明るく開放的なデザインが特徴です。壁面の本棚、ソファやテーブルが配置され、生徒が自由に本と出会い、議論できる場となっています。

図書室の利用を促進した立役者は、建築業界から司書に転身した高田洋平氏です。本屋を参考にした面陳列や手書きのポップ、ガチャガチャ形式の本の紹介、自作の出前図書室など、工夫を凝らした施策を次々と実行しています。その結果、図書室の利用者数や貸出冊数は年々増加しています。

また、小学校でも「読み聞かせ」ではなく「読み語り」を通して、児童の好奇心を刺激する取り組みが行われています。年齢より少し上の本を読み語ることで、子どもたちの関心を引き出し、自主的な読書へとつなげています。

一方で、全国的には学年が上がるにつれて読書量が減少し、スマートフォンの所有率は小学生から急増しています。こうした環境下で、読書に親しむ子どもを増やすには、大人のサポートと環境づくりが不可欠です。

この取り組みは、読書離れを食い止める有効なモデルとして注目されています。

 

東洋経済education×ICT

子どもの読書離れが度々話題になっている。スマートフォンやタブレットの普及により、子どもたちは動画やSNSなどのデジタルコ…

 


 

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