「しおど漁村水族館」移住漁師が漁師小屋を改修して水族館をオープン＠福井県高浜町

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福井県の高浜町に移住した若手漁師・藤本雅広さん（31歳）が、漁師小屋を改修して「しおど漁村水族館」というミニ水族館を開きました。もともと定置網で獲れた魚を、そのまま水槽で展示するアイディアから、アカエイやコモンフグ、ハリセンボンなどを展示しています。水族館は14日にオープンし、昼間だけでなく夜間にはライトアップも行って雰囲気を楽しめるように工夫されています。

また、同じ漁師小屋を使って無人釣具店「えびたいしょう」も24時間営業でオープンしています。餌や仕掛けなどを取り揃え、朝晩に釣りを楽しむ人たちに好評です。

藤本さんは、江戸時代からある漁師小屋がほとんど空き家になっている現状を課題と感じ、まちづくりグループ「高浜明日研究所」と協力しながら、まち全体をにぎわいの場にしたいと考えています。将来的には休憩所や宿泊設備も備えた“百貨店ならぬ五十貨店”として整備する構想もあります。

地域の方も観光客も楽しめる漁村を目指して、景観を活かしたまちづくりを進めていくそうです。