平均年齢82歳の漁師たちによるHIP HOPグループ「リーシリーボーイズ」@北海道利尻島

 

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ドローンを飛ばし、ヒップホップも踊る80歳は、道場六三郎も認める昆布漁師(サストモ・2019年7月11日)

北海道北部の利尻島は利尻山の自然と全国有数の昆布産地として知られています。島では、平均年齢82歳の漁師たちによるHIP HOPグループ「リーシリーボーイズ」が町おこしとして話題になり、若い世代に昆布や漁業を身近に感じてもらう狙いがあります。

中でも注目されるのがメンバーの一人、藤田武利さん(通称ガンゼさん)です。彼は大工と漁師を兼業し、家や倉庫を自作するほど器用で、効率的に質の高い昆布を作る「藤田式」という独自の干し方を考案しました。

『馬』と呼ばれる台で作業を腰の高さにし、干し子の負担を減らし品質も向上。15年かけて確立したこの方法は見学者も多く、衛生面でも高く評価されています。

藤田さんは「漁師も品質を高めないと価値がつかない」と信じ、若者にも技術を伝えています。支える妻の美津江さんと協力し、効率と品質を両立する姿勢は、これからの漁師の理想像といえます。

 

サストモは、未来に関心を持つすべての人へ、サステナビリティに関するニュースやアイデアを届けるプロジェクトです。メディア、…