関係人口拡大へ。学生に地域の魅力を体験できる「アルバイト」を募集＠山形県鶴岡市

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鶴岡市温海地域の活性化を目指す「温海の関係人口を増やす会（あつかん）」は、あつみ温泉の旅館「たちばなや」と連携し、夏休み期間を利用した滞在型アルバイト「リゾートバイト」を開始しました。

域外の学生が就労と生活を通じて地域の魅力を体感し、継続的に関わることを目的としています。今年4月、東京大学の学生団体「地方創生コンソーシアム」の約10人が訪問し、同旅館の佐藤鉄平専務が地域課題やまちづくりを紹介したところ、学生から「貢献したい」との声が上がりました。

佐藤専務は人口減少への対応として関係人口拡大を狙い、あつかん代表の伊藤大貴さんと協力して参加者を募集。東大と山形大大学院から4人が集まり、8月2日から31日まで前半・後半に分かれて約2週間ずつ滞在します。旅館併設のカフェで接客を行い、温泉街や住民との交流、親睦会なども実施します。

参加学生は地域の魅力や人とのつながりに触れ、将来の地域貢献を見据えて活動しています。佐藤専務は、若者が温海に関心を持ち続ける契機となることを期待しています。