街と暮らしをつなぐ「naru cafe」地元工務店「成匠」の一部をカフェに＠山口県山口市

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

他の情報は　こちら　から！

山口市に「naru cafe（ナルカフェ）」というカフェがオープンしました。地元の工務店「成匠」が新たな業態に挑戦したお店で、住宅や店舗の設計施工を手がける同社が、自社の社屋を4月にリニューアルし、その増築部分（16平方メートル）に設けられたカフェスペースと個室ルームで営業されています。

「ナルカフェ」は９月18日で開店から２カ月を迎えており、打ち合わせなどで長時間を要する家づくりの時間を快適に過ごしてもらいたいという思いから始まりました。店内席は27席あり、カウンター席・テーブル席を備え、インテリアコーディネーターが多くの植物を取り入れたくつろげる空間を創り上げています。 

飲み物メニューにはハンドドリップコーヒー（450円）、抹茶ラテ、レモネードなどがあり、ランチは「季節野菜の蒸籠（せいろ）」1200円、「バターチキンカレー」950円の2種類。地元産の食材も使われ、ご飯は白米と雑穀米のブレンドです。   また、デザートや焼き菓子も複数の種類があります。 

さらに、店内の一角では植物や子ども服などを扱う販売スペースがあったり、イベントやセミナーなどに使えるスペースの貸し出しも行われていて、ただのカフェ以上に街や暮らしをつなぐ場として機能させようという狙いが見られます。

この取り組みは、地元事業者が街と暮らしをつなぐ場所を提供しており、地域共創の事例として多くの注目を集めています。