AIを活用した、ルートに縛られず柔軟に運行する乗合交通「のるイコごうつ」@島根県江津市

 

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JR西日本と連携してAIオンデマンド交通を導入、島根県江津市(新・公民連携最前線・2025年9月26日)

島根県江津市では、2025年10月1日からAI乗合交通「のるイコごうつ」の運行を開始します。「のるイコごうつ」は、AIやデータ分析を活用して需要に応じて車両を運行する新しい交通システムです。固定ルートや時刻表に縛られず、利用者の希望に合わせて柔軟に運行でき、AIが配車を行うため即時予約にも対応可能です。

2024年度に実施された実証事業では、8人乗り車両1台を運行し、540人が利用しました。アンケートでは86.4%が満足、95.5%が継続希望と回答しています。正式運行では日産セレナ2台を使用し、月曜から土曜の午前8時~午後5時に運行します。運行範囲は市内の主要町で、電話やWebで予約し、指定の乗降場所から乗車できます。

運賃は片道400円、特定区間は200円、デジタル定期券は2000円です。運行は江津市が主体となり、浅利タクシーに委託、JR西日本がシステム面をサポートします。

2025年度予算は約5800万円で、将来的には広域オンデマンド交通ネットワークの構築も目指します。

 

新・公民連携最前線|PPPまちづくり

島根県江津市は、10月1日からAI乗合交通「のるイコごうつ」の運行を開始する。西日本旅客鉄道(JR西日本)と連携して20…

 


 

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