1日1文(イチニチヒトコト)は、これまでに出会ってきた古今東西の名言を1日1つ、紹介していくコーナーです。
迷った時や困ったときに、この名言に耳を傾けると意外な突破口を開くことができるかもしれません。
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2025.11.08
水の中で泣いている人に、気づける人になりなさい。
涙と水は非常に似ていますが、よく観察すると表情が他の人と異なるはずです。表面的な様子ではなく、相手のことをよく見ることが良い人間関係を構築する上で重要なことです。
2025.11.07
一隅を照らす、此れ即ち国宝(人材)なり
比叡山延暦寺(天台宗)の開祖である最澄が人材教育の重要性を説いた一節です。自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代えがたい貴い国の宝です。一人ひとりが最善を尽くすことで自分自身を照らし、そしてこれが自然に周囲の人々の心を打ち、響いていくことで他の人々も照らしていきます。そうしてお互いに良い影響を与え合い、やがて社会全体が明るく照らされていくのです。
2025.11.06
幸福は目的ではなく、結果である。
ある経験に対して人が抱く全体的な満足度は、最も強烈な瞬間と、経験がどう終わったかということに左右されます。心理学者・行動経済学者のダニエル・カーネマン提唱した概念「ピーク・エンドの法則(peak–end rule)」を活用して、結果的に幸福になるように目指しましょう。
2025.11.05
みんながうっすら抱える痛みを解決するより
偏頭痛のような、数は少ないが、強い痛みを抱えた人を癒すことを目指すべき。
課題解決をしたいと思っている時は、薄い効果が期待できることよりも少数が非常に困っている問題の解決を目指す方が、自分の取り組みが明確になるのです。
2025.11.04
「コンセプトがなくてもわかるのが良いデザイン」だと言う発想はアート的な見方
「使うコンセプトが変われば理解が変わる」のがデザインの特徴であり、アートと違う点である。
アートとデザインの違いを示した言葉です。時代によって求められることが違うように、デザインは使うコンセプトによって使い方や評価が変わるのです。
2025.11.03
弱点は、つついてもいいけど、突き刺してはいけない。
弱点は、視点を変えることでその人の魅力になります。弱点に触れることは人間関係をより良くする可能性がありますが、突き刺してしまうと逆に険悪になる場合があるのです。
2025.11.02
悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する。
悲しいという感情は気分が原因で、楽に、楽しく行こうという感情は意思に起因します。同じ世界を生きるなら楽しく生きよう、と割り切った意思を持つと、生きやすい世界に変わっていきます。
2025.11.01
才能とは誰も射ることのできない的を射ることであり
天才とは誰にも見えていない的を射ることである。
才能と天才の違いを解説した名言です。似ているようで違うこの2つを見極めることができると、物事を早く進めることができるでしょう。