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バスの空席を利用して荷物を配送、廿日市市が中山間部で実証実験(新・公民連携最前線・2025年9月29日)
広島県廿日市市は、コミュニティバス「吉和さくらバス」の空席を有効に活用し、人と荷物を同時に運ぶ「貨客混載事業」の実証運行を行います。実施期間は2025年10月1日から2026年2月末までとなります。この事業は、バスの空席を活用することで運行収入の増加や住民の利便性向上を図るとともに、輸送の効率化による環境負荷の軽減や地域間交流の促進を目的としています。
運行区間は津田(さいき文化センターなど)から吉和(吉和ふれあい交流センター)までで、配送料金は1座席あたり150円と、大人の現金運賃と同額です。配送できる荷物は食料品と日用品に限定されています。
荷物を配送するには、利用希望日の1週間前までに市へ申請し、許可を受けた後、バス運行事業者に配送依頼書を提出します。配送当日は、発送者が指定したバスの座席に荷物を固定し、料金を支払います。受取者は、あらかじめ指定したバス停で荷物を受け取ります。
この実証実験は人と荷物を同時に運ぶことから運行収入の増加や住民の利便性向上を目指しており、持続可能な地域づくりの一例として注目を集めています。
新・公民連携最前線|PPPまちづくり
広島県廿日市市は、コミュニティバス「吉和さくらバス」の空席を有効利用し、人と貨物を同時に運ぶ「貨客混載事業」の実証運行を…