専門スキルを活かした「プロボノ共創プロジェクト」社会課題の解決を取り組む@福島県

 

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「プロボノ人材」福島県の被災地で活躍 専門知識生かしボランティア 団体と連携、課題解決へ(福島民報・2025年9月24日)

福島県の被災地復興を目的として、専門的な知識や技能をボランティアとして提供する「プロボノ人材」を活用する取り組みが始まりました。これは福島相双復興推進機構が今年度から新たに実施している事業で、「プロボノ共創プロジェクト」と名付けられています。

都市部に住むIT企業社員や農業の専門家、官僚などが、福島県内の被災12市町村で活動する団体と協働し、風評被害の払拭や販路拡大、関係人口の増加を目指します。今年度は全国から選ばれた15人が、富岡町、浪江町、田村市の3団体を支援し、経営改善や人手不足の解消などに取り組んでいます。

チームは毎月現地を訪問し、オンラインでも定期的に会議を行い、12月までに地域課題の解決を図ります。来年度は人材を30人に増やし、6団体と連携する計画です。担当者は「プロボノ人材と地元住民のつながりを深め、継続的な復興支援につなげたい」と話しています。

プロボノとは「公共善のために」を意味し、専門スキルを活かして社会課題を解決する活動であり、これからさらに注目を集めるでしょう。

 

福島民報

 専門的な知識や技能をボランティアとして提供する「プロボノ人材」を活用し、東京電力福島第1原発事故の被災地復興につなげる…