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ワゴン車で「移動市役所」、コンビニ販売車とのタッグが過疎地で好評…住人「わざわざ役所に行かなくていい」（読売新聞・2025年12月8日）
滋賀県米原市は11月から、高齢者が多い過疎地域に市職員がワゴン車で出向き、行政サービスを提供する「移動市役所」を始めています。県内で初の取り組みで、セブン‐イレブンの移動販売車も同行しており、利用者から好評を得ています。
11月13日には柏原地区に到着し、お節料理に使う新巻きザケやクリスマスケーキの試食も行われ、高齢者の方々が次々と訪れていました。ワゴン車の中では、乗り合いタクシーの割引パスポート更新などの手続きに職員が対応し、10分ほどで完了する便利さが喜ばれています。
車内にはパソコンやテレビ会議システム、証明書発行機器を備えており、住民票や印鑑登録証明書の発行もできます。高齢化の進行や行政サービスセンター利用者の減少を受け、市は効率化を図るため、センターの開庁日を減らす一方で、移動市役所を週2回巡回させています。
今後は民間企業との連携も広げ、来年度から移動市役所に一本化する方針です。
【読売新聞】 滋賀県米原市は１１月から、高齢者が多い過疎地域に市職員がワゴン車で出向いて行政サービスを提供する「移動市役…
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