岡山表町商店街に誕生した地域密着型「無印良品」地域との協働へ＠岡山県岡山市

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

他の情報は　こちら　から！

良品計画（無印良品）は、商店街の自立した活性化を支援する取り組みを進めています。約2年半前から群馬県と岡山県で始め、今回は岡山表町商店街での事例が特徴的です。同商店街は岡山市中心部に位置し、約300店舗が並ぶ歴史ある商店街ですが、空き店舗の増加や来街者数の減少が課題となっていました。

良品計画は令和5年に商店街内へ2店舗を同時出店し、地域密着型の小規模店舗として運営しています。お客様との距離が近く、会話を通じて品ぞろえに反映できる点が強みです。また、地元事業者の新規出店を後押しする「一坪開業」や、大学との協働による木組み棚の開発、地元銘菓と連携した商品企画など、地域との協働を深めています。

出店にあたっては、商店街の歴史や文化を学び、組合と丁寧に意見調整を重ねました。その結果、出店後には一部エリアで空室率が改善するなどの効果が見られています。

良品計画は今後も空室率や通行量などを指標に、地域と並走しながら持続的な商店街の再生をめざしていく考えです。