持続可能な漁業へ!MSC「海のエコラベル」の取り組み

 

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水産物のパッケージに注目 MSC「海のエコラベル」に込めた持続可能な漁業への思い(朝日新聞SDGs ACTION!・2025年3月28日)

朝日新聞のSDGs特集記事では、持続可能な漁業の重要性と、その証であるMSC「海のエコラベル」について取り上げています。 世界的な水産資源の減少を背景に、消費者が持続可能な漁業で獲られた水産物を選ぶことが求められており、その目印が青色のMSC「海のエコラベル」です。

記事では、株式会社ニッスイ、日本生活協同組合連合会(日本生協連)、マルハニチロ株式会社の担当者が、MSC認証取得の理由や取り組みについて語っています。例えば、ニッスイは2030年までに取り扱う水産物の持続可能な調達比率を100%にする目標を掲げ、漁業現場での混獲防止策や監視体制の強化などに取り組んでいます。また、マルハニチロは消費者への認知度向上を目指し、親子向けの料理教室などのイベントを開催しています。

これらの企業は、持続可能な水産物の供給と海洋資源の保全を両立させるため、手間やコストをかけて認証取得や啓発活動を行っています。消費者も、MSC「海のエコラベル」が付いた商品を選ぶことで、持続可能な漁業の推進に貢献できると記事は伝えています。

 

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