八戸から鮮魚を首都圏へ。水産業活性化を目指す「八戸水産価値向上実行委員会」

 

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

「青森」に関する他の情報は こちら から!

 


新鮮な魚を首都圏へ 八戸でも新幹線輸送の実証実験(NHK・2025年3月6日)

八戸市の「八戸水産価値向上実行委員会」は、JR東日本と連携し、地元で水揚げされた魚介類を東北新幹線で東京へ輸送する実証実験を行いました。新鮮な魚を朝水揚げし、夕方には首都圏の消費者に届けられるのが特徴で、トラック輸送に比べて大幅な時間短縮が可能です。

実験では、駅員が八戸駅で6箱・計30kgの海産物を車内へ積み込み、停車時間を30秒延長するなどの対応が行われました。

会長の石井氏は、「その日のうちに首都圏で味わってもらえるのは初めて」と語り、今後も継続して八戸の魚の魅力発信に取り組む方針で、この取り組みは今後、最大200箱を毎週輸送する本格事業へと拡大予定です。

「八戸水産価値向上実行委員会」は、青森県八戸市の漁業者、鮮魚店、飲食店など多業種の関係者で構成される団体で、八戸港に水揚げされる鮮魚のブランド化と高付加価値化を目指して活動しており、八戸市の水産業の活性化と地域経済の発展が期待されています。

 

NHK NEWS WEB

【NHK】八戸市でとれた魚を新幹線を使って新鮮なうちに首都圏に輸送する実証実験が行われました。 この実証実験は、八戸市…