道の駅×海業の連携で地方創生を目指し、新たな産業モデルへ。

 

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道の駅と海業の連携による相乗効果で地方創生を(水産経済新聞・2024年12月19日)

「道の駅」と「海業(うみぎょう)」の連携によって地方創生を図るアプローチは、地域資源を最大限に活用し、観光・産業・雇用・文化の各面で相乗効果を生み出すことが可能です。

道の駅は地域の「陸の玄関」として、交通拠点・観光情報の発信・地産地消の場などを兼ねる複合施設であり、海業は漁業にとどまらず、海の恵みを活かした「地域の産業」全体に関わっており、水産加工、体験漁業、マリンスポーツ、海洋観光、ブルーツーリズムなども含みます。

「道の駅」と「海業(うみぎょう)」の連携による相乗効果の可能性として、観光客の回遊性向上や水産物の高付加価値化と販路拡大、地元の雇用創出と人材の流動化「海と山と里がつながる場所」として、道の駅を中心に観光資源を発信することで、地元の歴史、文化、暮らしを「食」や「体験」と一緒に届けることができます。

石川県の「道の駅輪島ふらっと訪夢」や北海道の「道の駅厚岸グルメパーク」が成功事例と言われており、地元水産資源(牡蠣など)を活かしたレストランや加工販売施設になっています。

「道の駅」と「海業(うみぎょう)」が連携することで、人口減少地域の新たな産業モデルとしての可能性や地域外との関係人口・交流人口の増加、地域内の資源循環と持続可能な社会への貢献などが期待できます。

 

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 国土交通省が推進している「道の駅」は全国各地に点在し、今年8月現在で1221駅が登録されている。海に近い……