SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。
他の情報は こちら から!
リンゴ廃棄物〝レザー〟でバスのシートカバー(陸奥新報・2025年5月10日)
青森県弘前市は、リンゴの廃棄物を活用して作られたエシカルレザー「RINGO-TEX(リンゴテックス)」を使用し、弘南バスが運行する電気自動車(EV)バスのシートカバーを制作し、9日に弘南バス弘前営業所でお披露目しました。今後は、同市のSDGs(持続可能な開発目標)や環境への配慮をPRする取り組みとして活用されます。
このEVバスは3月下旬から運行されており、弘前市がSDGs未来都市に選ばれたことや、「ゼロカーボンシティ」としての取り組みをPRするため、車体のラッピングなども施されています。今回のシートカバー制作は、こうしたPR活動の第2弾となります。
リンゴテックスは青森市の企業「appcycle(アップサイクル)」が開発・製造しており、今回は同社の協力により、バス1台分・全19席のヘッド部分に専用カバーが設置されました。カバーには「SDGs未来都市ひろさき」の文字や、廃棄リンゴを再利用した素材であることが記されています。
アップサイクルの藤巻圭代表取締役は、「選んでいただいて光栄です。リンゴ植栽150周年という記念の年に、リンゴの新たな価値や再生の可能性を知っていただきたい」と語っています。
【RINGO-TEX】とは青森県のりんご廃棄をアップサイクルした、りんご粉末配合の国産合成皮革ヴィーガンなどダイバーシテ…