就労支援事業所が農福連携で取り組む「近江茶ジェノベーゼ」@滋賀県草津市

 

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草津の就労支援事業所が「近江茶ジェノベーゼ」 耕作放棄地の課題解決にも(びわ湖大津経済新聞・2025年5月9日)

滋賀県草津市の就労支援事業所「ビストロ向日葵」を運営する「ふくろう」は、2025年5月1日より「近江茶ジェノベーゼ」の販売を開始しました。この商品は、甲賀市信楽町の朝宮茶の茶葉をペースト状にし、クルミやニンニクなどを加えた調味料で、パスタやグリル料理などに利用できます。

甲賀市では、生産者の高齢化や後継者不足により耕作放棄地が増加し、地域課題となっています。「ふくろう」は「福祉の力で課題解決したい」との思いから、2023年より放棄された茶園の整備を開始しました。2024年には「しがのふるさと支え合いプロジェクト」を通じて、近江茶有機栽培推進協議会と協定を結び、就労支援事業所の利用者が朝宮茶の新芽を収穫しました。

収穫した新芽は、摘み取り後すぐに湯通しし、瞬間冷凍することで、茶の香りと色を保っています。「ふくろう」介護事業部部長の北川孝さんは、「地域課題の解決と同時に、利用者の仕事をつくることにもつながる」と述べています。

「近江茶ジェノベーゼ」は、瓶入り(80グラム)が972円、パウチ入り(100グラム)が1,296円で販売されています。パスタはもちろん、パンに塗ったり、豆腐や肉料理に合わせたりと、さまざまな料理に活用できます。

この取り組みは、耕作放棄地の再生と障害者の就労支援を両立させる「農福連携」の好例として注目されています。

 

びわ湖大津経済新聞

就労支援事業所ビストロ向日葵(草津市下笠町)を運営する「ふくろう」(大津市浜大津3)が5月1日、「近江茶ジェノベーゼ」の…

 


 

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