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【異常】ホタテ水揚げ激減は“雪の量”が原因か 一大産地・平内町でようやく水揚げ開始も…漁師は「全然ダメ」(青森放送・2025年5月7日)
青森県陸奥湾に位置するホタテの主要産地である平内町では、例年より1か月以上遅れてホタテの水揚げが始まりました。しかし、漁師たちは「全然ダメ」と述べるほど、収穫量は極めて少ない状況です。
この遅れと不漁の主な原因は、昨年の高水温とエサ不足によるホタテの成育遅延とされています。特に、春先の雪解け水が海に栄養分を供給する役割を果たすため、昨年の少雪が植物プランクトンの減少を招き、ホタテの成長に影響を与えました。
平内町漁協茂浦支所では、朝から5隻の漁船が出漁しましたが、水揚げ量は例年の1割程度にとどまり、今年の水揚げ量は約3000トンと見込まれています。漁師たちは「成長も悪い」「生きているのはカゴ1つに2枚か3枚」と語り、深刻な状況を訴えています。
一方で、今年は大雪により植物プランクトンの量が平年を上回っており、来年以降のホタテの成育には期待が持てるとされています。県水産総合研究所の吉田達所長は、「リスクはひとつ減っている」と述べ、来年以降は今年のような深刻な状況にはならないとの見通しを示しています。
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