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北与野に本と人をつなぐ「でこぼこ書店」 書店×教育をコンセプトに（大宮経済新聞・2023年11月30日）
さいたま市中央区上落合に、書店と教育を融合させた「でこぼこ書店」が2023年11月1日にオープンしました。店主の富井弥さんは、東京大学大学院教育学研究科を修了し、教育分野での豊富な経験を持ちます。組織を離れ、自身の理想を形にしたいという思いから、独学で書店経営を学び、この店舗を開業されました。
店舗は2階建てで、1階には小説、エッセー、児童書、ビジネス書、教育書、スポーツ関連書など多彩なジャンルの新刊が揃っています。2階には古本コーナーと貸しスペースがあり、貸しスペースは自主学習や休憩に無料で利用でき、30分500円で貸し切りも可能です。今後、小学生向けの国語教室や学習サポートも計画されています。
12月には「私の人生に影響を与えた本」をテーマにしたイベントが開催され、読書経験を共有する場となります。また、来年1月には「選書棚フェア」が予定されており、初めて棚主となる方々が選んだ本が並ぶ予定です。
地域の方々とのつながりを大切にし、書店を通じて人と人が交流できる拠点を目指しています。