「公共ライドシェア」の実証運行を開始、交通空白地の解消へ@青森県八戸市

 

SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。

他の情報は こちら から!

 


「八戸駅-笹ノ沢間」でライドシェア実証運行(東奥日報・2025年5月22日)

青森県八戸市では、2025年7月から2026年1月まで、八戸駅と尻内町の笹ノ沢生活館周辺(約3.7km)を結ぶ「自家用有償旅客運送」の実証運行が行われます。これは、自治体や町内会、地元福祉事業者が連携して実施する「公共ライドシェア」事業であり、交通空白地の解消を目的としています。 

この取り組みは、地域住民の移動手段を確保し、2026年度からの本格導入を目指すものです。運行には、一般の自家用車を使用し、住民がドライバーとして参加する形が想定されています。

青森県では、他の地域でも同様のライドシェア実証運行が行われており、五所川原市金木地区の「はいきたかなぎ」では、実証運行開始後に利用者が3倍以上に増加するなど、一定の成果が報告されています。

このような取り組みは、人口減少や高齢化が進む地域において、持続可能な交通手段を確保するための新たなモデルとして注目されています。

 

Web東奥

青森県八戸市は7月から、同市尻内町の笹ノ沢生活館周辺と八戸駅間(約3.7キロ)で輸送サービス「自家用有償旅客運送」の実証…