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沖縄の伝統漁法「ヒアガラサー」体験を開催。地域のこどもたちの学習行事へ@沖縄県恩納村

 

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きれいで豊かな海、守られているのは偶然じゃない 南恩納に伝わる伝統漁法「ヒアガラサー」(琉球放送・2025年5月31日)

沖縄県恩納村南恩納区で伝統漁法「ヒアガラサー」の体験学習が行われました。「ヒアガラサー」とは、干潮時に網にかかった魚を獲る漁法で、現在では年に1度、地域の子どもたちを対象にした学習行事として実施されています。

当日は約130名が参加し、南恩納区の子どもたちだけでなく、近隣の地区からも子ども会のメンバーが集まり、交流の場ともなりました。開始前には海の危険生物や資源管理について学び、小さな魚を逃がすなどのルールも確認されました。

漁が始まると、子どもたちは思い思いのスタイルで魚を追いかけ、地域の大人たちも協力しながら楽しい時間を過ごしました。漁の後には、地域の漁師による魚の捌き方の講習も行われ、命と向き合う貴重な体験となりました。

「ヒアガラサー」が行われた屋嘉田潟原は、環境省により「日本の重要湿地500」に選定されており、干満差が大きく、生物多様性に富んだ湿地帯です。一方で、赤土の流出など環境への懸念もあり、地域では保全活動が続けられています。

南恩納区の仲嶺区長は、海の美しさは地域住民の努力によって守られてきたものであり、訪れる人々にもそのことを理解してほしいと語っています。

 

RBC 琉球放送

今月25日、恩納村南恩納区の伝統漁「ヒアガラサー」の体験学習が行われた。「ヒアガラサー」とは、干上がるという意味の沖縄の…