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池尻大橋のローカルクリエーターが集結した複合施設「大橋会館」がオープン（Time Out・2023年8月17日）
2023年8月18日、東京・池尻大橋に複合施設「大橋会館」がオープンしました。築48年の宿泊施設を大規模にリノベーションし、地域のクリエーターや住民が集う新たな拠点として生まれ変わりました。このプロジェクトは、東急が事業主となり、デザインスタジオ「301」がブランディングとコミュニティ形成を担当しています。
施設は5階建てで、1階にはカフェ・ワインバー・レストランが一体となった「マッシーフ（Massif）」があります。この店舗は、日本橋小舟町の「パークレットベーカリー（Parklet）」を手がけたテレイン（Terrain）の新業態で、朝は「オーバービューコーヒー（Overview Coffee）」のコーヒーやペイストリーを提供し、昼から夜はワインバーとして営業します。ロンドンのワインバー「Noble Rot」出身のソムリエと、星付きレストランでの経験を持つカリフォルニア出身のシェフが監修し、世界各国の料理と日本の食文化を融合させたメニューを提供しています。
また、1階にはクリエイティブアソシエーション「CEKAI」による多目的空間「CEKAI大橋会館」も併設されており、イベントや展示、試写会などが開催できるスペースとストアの2つの役割を担っています。グランドオープンを記念した初回の企画展では、10人のデザイナーによる「大橋会館オリジナルTシャツ」の展示販売が行われました。
2〜3階には共用ラウンジを備えたシェアオフィス、4〜5階にはホテルレジデンスと予約制のプライベートサウナが設けられています。サウナの内装は、池尻大橋のストリートバー「LOBBY」を手がけるデザイン会社「＆Supply」が監修し、音楽とロウリュ（香り）は三軒茶屋のレコードショップ「Kankyo Records」が手がけています。
大橋会館は、地域のリアルなユニークさを表現し、グローバルでありながらローカルな、古さと新しさが融合した「クリエーティブなミクストカルチャー」を体験できる施設となっています。
IKEJIRI OHASHI RENOVATION PROJECT | Cafe, Wine Bar, Restaura…
