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「災害級」の猛暑から一時避難、市役所や図書館に「クーリングシェルター」じわり 冷却パックや飲料水提供「利用市民からも好意的な声」（神戸新聞NEXT・2023年7月23日）
近年の「災害級」とも称される猛暑に対応するため、兵庫県内の自治体では公共施設を一時的な避暑場所として開放する「クーリングシェルター」の設置が進められています。
三田市では、7月1日から市役所本庁舎や市民センター、市立図書館など14カ所に「さんだクールステーション」を設け、ソファの周囲にのぼりを立てて利用を促進しております。これらの施設では、屋外の暑さを避けて一時的に休憩できるほか、体調不良者には冷却パックや飲料水の提供も行っています。
このような取り組みは、来春施行予定の改正気候変動適応法により、市町村が設けた避暑施設を「クーリングシェルター」として指定できるようになることを見据えたものであり、他の自治体でも試行的な導入や独自の対策が進められています。
利用者からは、「涼しくて助かる」といった好意的な声が寄せられており、今後の暑さ対策として期待されています。
神戸新聞NEXT
「災害級」ともいわれる近年の夏の猛暑。気温とともに高まる熱中症のリスクを軽減するため、公共施設を一時避難所として開放す…
