表町商店街に新しい形態の書店「みんなの表町書店」がオープン@岡山県岡山市

 

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岡山の表町商店街にシェア型書店 一箱書店の店主募集も(岡山経済新聞・2023年7月15日)

岡山市・表町商店街に、新しい形態の書店「みんなの表町書店」が、2023年8月5日(土)にオープンする予定です。この書店は、いわゆる「シェア型書店」で、店内に複数の出店者が、それぞれの“箱”に本を並べて販売します。運営は出店者同士が協力して行い、新品・中古を問わず、本に関するものであれば自由に価格や屋号、POPや栞なども工夫可能です。

立ち上げの中心となったのは、表町商店街連盟・副理事長の片山進平さんです。大阪の「みつばち古書部」を見学して、「箱の中の本から人となりを想像したり、一箱書店の店主になることで当事者意識が生まれる点が魅力的だった」と語っています。片山さんご自身は、子どもの頃から活字の読書を好み、赤川次郎や『ドラえもん』に親しんできたとのこと。現在も年間10冊ほど読み、絵本の読み聞かせでは涙した経験もあるそうです。電子書籍よりも紙の本を通じて想像の世界に没入する“旅”的な読書体験を大切にしているといいます。

出店希望者は「45cm×45cm×30cm以下」の箱と出店料(一般 2,000円、学生 1,500円)が必要で、売上に対する手数料はかかりません。「子どもたちにも足を運んでほしい」と話す片山さんは、かつて商店街にあった小さな書店を懐かしみつつ、「書店経営の難しさもあるが、可能性を模索しながら楽しんでいきたい」と意気込みを述べています。

 

岡山経済新聞

シェア型書店「みんなの表町書店」が8月5日、表町商店街の空き店舗(岡山市北区表町1)で始まる。…