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スタバ、コーヒーかすリサイクルを1,000店舗に拡大。年間約4千トンの廃棄削減めざす(IDEAS FOR GOOD・2025年6月11日)
スターバックス コーヒー ジャパンは、2025年6月より全国約1,000店舗にてコーヒー抽出後の「コーヒーかす」のリサイクルを実施すると発表しました。これは国内全2,011店舗(2025年3月末時点)の約半数にあたります。
日本では年間約40万トンのコーヒーが消費され、その副産物であるコーヒーかすが約80万トン廃棄されています。特に水分を多く含むため焼却処分ではエネルギー負荷が高まることが課題となっています。
同社では2014年からコーヒーかすリサイクルに取り組んでおり、1店舗あたり1日約11kgを回収。今回の1,000店舗体制では、年間で約4,000トン、つまり大型ゴミ収集車およそ700台分に相当する廃棄削減を見込んでいます。
実際に千葉県流山市の「えか自然農場」では、雑草抑制にも効果があるとして、エリア内3店舗からのコーヒーかすを使って有機野菜を育成。さらに高校生や農家が参加する地域プロジェクトも藤沢市などで進行中です。
同社は年間約200店舗ずつ拡大を続け、2030年までに国内全店舗でのコーヒーかすリサイクル実施を目指しています。
IDEAS FOR GOOD
2025年6月、スタバの「コーヒーかすリサイクル」がついに1,000店舗に!国内店舗の約半数に近づきました。牛のエサや肥…