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灯台の存在意義や今後の利活用を検討する「海と灯台のまち会議」を開催

 

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函館の灯台サウナや和歌山の灯台ホテルなどモデル事業が続々~灯台の利活用について語る「海と灯台のまち会議」~(SOCIAL INNOVATION NEWS・2023年6月9日)

2023年6月7日、東京都内で日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として「海と灯台のまち会議」が開催されました。かつて海の道標として活躍していた灯台は、現在その役割が変化しています。会議では、灯台の存在意義や今後の利活用について、さまざまな分野の関係者が意見を交わしました。

ファシリテーターを務めた日本財団の海野光行常務理事は、本イベントを「灯台や海、地域との関係を見つめ直し、新しい企画を創造してもらうための場」と位置づけています。

会議では、「新たな灯台利活用モデル事業」が紹介されました。これは灯台に関する調査研究や施設整備、利活用を支援するもので、2022年度には12の地域が採択されました。函館市の恵山岬灯台の事例では、市民の関心を集めた灯台守の歴史が紹介され、新たな地域の物語が生まれています。

そのほかにも、鳥取県の長尾鼻灯台を活用した地域学習、和歌山県の潮岬灯台のホテル化に取り組む企業など、多様な事例が発表されました。潮岬灯台のホテル化を進める南畑義明さんは、「耐震補強を行うことで灯台の保全につながる」と語っています。

さらに「灯台×フェリー」「灯台×ご当地カード」など、新たなアイデアも提案されました。

今後について、海野常務理事は「異分野の人々とともに新たな灯台の未来を描き、世界にも広がるような形を目指したい」と展望を述べました。現在、2023年度の「新たな灯台利活用モデル事業」の募集も行われており、今後の展開が期待されています。

 

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