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漁港周辺や海辺を舞台に、宿泊と海辺の体験を組み合わせた観光プログラム「渚泊(なぎさはく)」

 

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農水省、漁村の活性化へ「渚泊(なぎさはく)」推進、観光コンテンツの磨き上げを支援(トラベルボイス・2024年6月12日)

農林水産省は、漁村の活性化を目的に「渚泊(なぎさはく)」という新たな取り組みを推進しています。これは、漁港周辺や海辺を舞台に、宿泊と海辺の体験を組み合わせた観光プログラムで、海と親しむレクリエーションの拡充を通じて地域の魅力を発信するものです。令和5年度の『水産白書』でも海業を活用した漁村振興が特集されており、自治体や民間事業者が一体となって、地元に根ざした観光資源の整備に力を入れています。

具体的には、漁村を訪れた人が夕暮れ時に海辺でくつろいだり、朝の漁体験に参加したりする「暮らしの延長」としての宿泊提案が中心です。これにより、東京五輪以降に増える観光地への来訪者を、都市部ではなく地方へ誘導し、地域経済の多様化と持続可能な発展を目指しています。

さらに、関係省庁や地方自治体との連携強化策として、補助金や支援制度の整備も進行中です。今後は、地域ごとの特色を生かしたモデルが全国へ広がっていくことが期待されています。

「渚泊」は、海と暮らしをつなぐ新しい観光の形として、漁村の魅力を高めつつ、訪れる人にもリラックスした体験を提供することで、地域と観光を両立させる施策です。

 

トラベルボイス(観光産業ニュース)

令和5年度水産白書では「海業による漁村の活性化」を特集。「渚泊」や 親水性レクリエーションなど地域資源を魅力ある観光コン…