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水の上に都市ができる時代へ。ロッテルダム発、“陸地に依存しない”都市開発の可能性(AMP・2025年7月19日)
気候変動や都市の過密化に対応する新たな都市の形として、「浮上都市(Floating Urbanism)」が注目されています。
オランダ・ロッテルダムでは、欧州最大規模となる水上コミュニティの建設が進められており、住宅や店舗、公共スペースなど多様な機能を持つ持続可能な都市モデルが実現しつつあります。
このような水上都市は、再配置や拡張が容易で、環境への負荷も少なく、海面上昇などの気候変動にも柔軟に対応できます。世界各地でも同様の動きがあり、モルディブでは再生可能エネルギーを活用した自立型水上都市の構想が進行中です。
日本でも、N-ARKによる「Dogen City」といった構想が登場し、災害対応や地方創生の観点からも注目されています。浮上都市は、都市と自然が共生する新たな可能性を提示しています。
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