小中学校に災害時に備える携帯トイレ「トイレスターターキット」を配備@神奈川県横浜市

 

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【横浜市港北区】地域防災拠点に携帯トイレ 市内18区役所で初(タウンニュース・2025年9月25日)

港北区は9月16日、区内の小中学校29拠点に「トイレスターターキット」を配備したと発表しました。これは災害直後に避難所で迅速にトイレを確保するための備品をまとめたもので、市内18区で初の取り組みです。

大規模災害時には断水などで水洗トイレが使えなくなる恐れがあり、横浜市は仮設トイレを備蓄していますが、使用可能になるまで時間がかかる課題がありました。今回の導入は、被災地派遣でトイレ問題の深刻さを実感した区職員が発案し、210万円の予算を確保して実現しました。

キットには携帯トイレやトイレットペーパー、消毒液、利用マニュアルや案内サインなどが含まれ、避難者や運営者双方の負担を軽減する工夫がされています。区は地域訓練でも活用を促し、今後は他区への展開も視野に入れています。

この取り組みは、災害時のトイレ確保の課題に対する有効な手段として注目を集めています。

 

タウンニュース

港北区は9月16日、区内の地域防災拠点に指定されている小中学校全29拠点に、「トイレスターターキット」を配備したと発表し…