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共にかなえる「new町家」の夢 熊本でコーポラティブハウス計画(朝日新聞・2025年9月25日)
熊本市中央区水前寺で、入居予定者が土地購入や建物設計の段階から話し合い、それぞれの希望を反映させてつくる共同住宅「コーポラティブハウス」の計画が進んでいます。来春の着工を目指し、参加希望者向けに小さな説明会も開かれています。
計画地は中央区水前寺5丁目で、入居予定の1級建築士・丸谷博男さん(77)がリーダーを務めます。住民同士が交流しながら生活できることを目指し、医師や介護福祉士なども参加して医療や介護の視点も取り入れる予定です。
説明会では、シニア世代が公共交通での生活を希望したり、内装を最小限にして自分で仕上げたい人の意見も出ています。コーポラティブハウスは欧米で長い歴史があり、日本でも1970年代以降に広まりました。建設費を抑えながら品質を高めることが可能ですが、参加者間の意見調整や建設業者探しには手間と時間がかかります。
new町家プロジェクトでは交流スペースの確保やカフェ設置、屋上の緑化などの方針を固め、14戸・総事業費5億5千万円以内を目安にプランを進めており、作り手と使い手の理想が叶いやすい住宅モデルとして注目が集まっています。
朝日新聞
入居を予定する住民たちで、土地購入や建物設計の段階から話し合い、それぞれの希望をすりあわせながら生み出す共同住宅「コー…