SeaGraphが簡潔にお届けする「情報保管庫」です。
他の情報は こちら から!
過疎化進む山梨・小菅村を“まるごとホテル”へ 自然と文化をありのまま残す(テレ朝NEWS・2025年9月26日)
山梨県の小菅村では、「村まるごとホテル」をコンセプトに観光に取り組んでいます。人口約600人と過疎化が進む中、地元出身の降矢拓磨さん(26)は、大学卒業後に村に戻り、2019年に開業した「NIPPONIA 小菅 源流の村」で番頭として働いています。
このホテルでは築150年以上の古民家を改装し、梁や柱、土壁などの歴史的建築をできる限り残しています。客室や土蔵のリノベーションには、かつて養蚕業で栄えた村の名残も感じられます。村民も運営に関わり、地元の自然や文化を紹介するガイドとして活躍しています。
例えば、雨乞いの滝や山菜の案内を通して、観光客は村の風景や暮らしに触れることができます。食事も地元の山や川で採れた食材を使った四季折々の料理です。こうした取り組みにより、人口600人の村に年間22万人の観光客が訪れるまでになりました。降矢さんたちはさらに、空き家となった旅館をゲストハウスやカフェに改装し、村民と観光客が交流できる場づくりにも取り組んでいます。
将来的には、小菅村の自然や文化を100年後も残し、村民が笑顔で暮らせる環境を守ることを目指しています。
山梨県に「村まるごとホテル」をコンセプトに観光に取り組む村がある。人口およそ600人と過疎化が進むなか、山里の風景をあ…
山梨県小菅村のNIPPONIA小菅源流の村。”700人の村がひとつのホテルに。”がコンセプト。古民家を改修した「大家」や…
多摩川源流、700人の村が一つのホテルに。多摩川源流に位置する小菅村は、東京都心から車で約2時間。面積の95%が森林と豊…