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広島県「福山市中央公園」は中四国初のPark-PFI導入事例。市民みんなで育てる市民のための公園に(LIFULL HOME’S PRESS・2025年11月8日)
広島県福山市の福山市中央公園では、民間のノウハウを活かして公園を再生する「Park‑PFI(公募設置管理制度)」が導入されました。これは、2017年の都市公園法改正により創設された制度で、飲食店や売店などの収益施設を公園に設置し、その収益を公園整備に充てる官民連携スキームです。
中央公園の事業は、2020年4月に基本協定が締結され、事業者は「中央公園P‑PFIコンソーシアム」が選ばれました。施工・運営期間は20年に設定されています。公募対象施設として、カフェレストラン(屋内50席規模)を整備し、特定公園施設として四阿(あずまや)や園路・植栽なども一体的に整備しました。
この取り組みは、中国・四国地方で初めてのPark‑PFI活用事例であり、既存の公園の活性化モデルとして注目を集めています。 再整備後の公園では、カフェやマルシェ、図書館連携イベントなど「遊ぶ」「学ぶ」「働く」をテーマとした多様な使われ方が推進されており、駅前エリアの価値向上にもつながっています。
このように、福山市中央公園のPark‑PFI導入は、公園施設の整備と利活用を民間の力で進め、地域の拠点として新たな賑わいを創出する先進的な取り組みと言えます。
広島県福山市にある「福山市中央公園」は、中国・四国地方で初めてPark-PFIを活用してリニューアルした。どのような理由…
公園や高架下といった空間の特性を生かし、民間と行政が巧みに協働しながら、賑わいの創出と地域価値の向上に取り組む2つの事例…
「福山市中央公園」の紹介PDFはこちらから
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/life/332040_1954311_misc.pdf