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「宿題ごときで追い込まれんでいいからな」 過疎の町の小学校で児童数が2年で約3倍に 「娘があそこまで変われた」“小規模特認校”での学び(関西テレビ放送・2025年11月24日)
兵庫県姫路市の山あいにある莇野地区は、自然は豊かですが、病院やコンビニも少なく、バスも1時間に1本程度と不便で、住民の高齢化や人口減少が進む過疎の地域です。しかし、地元の小学校に元気な子どもたちの声が戻り、地域の雰囲気が一変しました。
莇野小学校は「小規模特認校」という制度を導入し、校区外からも児童を受け入れるようになりました。これにより、廃校の危機にあった児童数は2年で20人から57人に増加しました。少人数制のクラスでは、担任の先生が一人ひとりに丁寧に声をかけ、学習や生活のサポートを行っています。
地域の人々や保護者が企画する流しそうめんなどのイベントもあり、子どもたちは自然や地域に囲まれて安心して学べます。また、学校では表現活動発表会などで子どもたち全員が主役となり、自信を持って輝く機会を得ています。
このように、地域・学校・家庭が一体となる取り組みが、子どもたちの笑顔を増やし、過疎の町に新しい活気をもたらしており、新たな地域活性化の手法として注目を集めています。
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