災害時の車中泊の実証実験を実施、今後の防災マニュアル策定へ@熊本県熊本市

 

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「車中泊避難」の課題は?熊本市や大学など3者が一夜を過ごし実証実験(くまもと県民テレビ・2025年11月24日)

熊本市は22日から23日にかけて、南区のアクアドームくまもとで災害時の車中泊避難の実証実験を初めて行い、約50人が車内で一夜を過ごしました。この実験は、参加者の動きや反応を確認し、今年度中の車中泊支援マニュアル作成に役立てることを目的としています。

市は、崇城大学や熊本市のコンサルタント会社「Bosai Tech」と連携し、市職員や防災士、大学生らを避難者として参加させました。22日の夕方に受け付けを行った後、参加者は持病の有無などを申告する調査表をもとに、保健師による健康観察を受けました。夕食は協力して準備し、アルファ化米や発熱剤で温めたレトルトカレーを食べました。

また、エコノミークラス症候群を防ぐため、就寝前や起床後には体操や散歩の時間も設けました。実験では、紙でタイムスケジュールを共有するグループとスマートフォンのオンラインシステムを使うグループに分け、参加者の動向を比較しました。

今後は両方の方法の有効性や改善点を分析する予定です。大学教員で防災士の女性は「子どもが平時に車中泊を経験すれば、地震時も安心できそう」と話していました。

 

日テレNEWS NNN

熊本地震のあとの益城町での光景です。家から離れ、車で寝泊まりする車中泊の車であふれています。こうした災害時の車中泊におい…

 


 

参考PDF資料はこちらから
https://okazaki-bousai-portal.transmod.jp/file/attachment/1590.pdf